アニモ店主の日記

2017/08/18

初めて夏に開催の日本酒に誘う会『江戸の夏宴』

毎年恒例の日本酒に誘う会。

いままではひやおろしの時期、秋に開催していました。

今年は『夏の宴』と称して季節を変えての開催です。

まずは暑い最中、来ていただくお客様に目から涼しさを感じていただこうと、手ぬぐいを随所に使ってお迎えしました。

花火や団扇、お祭り、広重の江戸百景を描いた戸田屋さんの江戸手ぬぐいも大活躍。

もちろんいつもお世話になっているイラストレーター瀬谷昌男さんによる江戸百景遊び図のタペストリーは欠かせません。

このイベントはありがたいことに、お二人の女性のパワーに頼りきって毎年開催できています。

お一人は小学校同級生よしみで、現在は江戸端唄笹木流家元の笹木美きえ師匠です。

お酒をのみながら、すぐ間近で生の三味線の音色が響き、さらに師匠の粋な艶っぽい端唄が聞けるとあって

今回はお弟子さんも多数参加されました。

そしてもうお一人は、お料理すべて手作りしてくださる、山口優子社長です。

中小企業家同友会で知り合えた女性社長です。会社経営の傍ら、利き酒師の資格も持っていてお酒はとにかくお強いです。

まずはそのお手製のお食事をご覧ください。

上記はご自宅の柿の葉を使っての柿の葉寿司です。ひとつひとつがとにかく丁寧なお手製で、特にお酒にあう肴が盛り沢山でした。

稲庭うどんや酵素玄米、糀ドリンクも締めにお出ししました。

今年も満員御礼の25名様のご参加で、各テーブルごとの皆さんの笑顔を紙上公開!

左上の笑顔が素敵な女性は堀江清美さんです。

9月にはぎゃらり~アニモでデコパージュのワークシヨツプを開いてくださいます。

こちらはエネルギッシュな岩本さんと優しく素敵な丸山明美さんです。

10月にはこのぎゃらり~アニモで英語のサロンを開いてくださいます。

上記は三味線江戸端唄の笹木美きえ師匠と湯島のイタリアンレストラン クチーナイタリア-ナ ハルのイケメン

シェフの山田晴久さんです。

湯島にあるハルさんのレストランには、陶芸教室の生徒さんである石田ご夫妻のご紹介で、娘のクリスタルアートの作品を飾らせていただいています。

ありがたいご縁のつながりがあっての今回、そしてさらにつながっていける拡がりを感じました。

なによりそのことに感謝でした。

そして今宵はもうひとつ余興が。。。

92歳の父が都々逸を披露したのです。

私も久しぶりに聞きましたが、父の都々逸はアドリブも入って健在でした。そのことに娘の私もびっくり。

父が元気なうちにできることいろいろしたいなと思っていて、今回はまさに余興という形で実現できて

うれしかったです。

今回の肝心の日本酒は。。。

今年優子社長が選んでくださった蔵元さんは、東京で伝統を守っている10蔵のひとつで、江戸の地酒として親しまれている 豊島屋酒造さんでした。

銘柄「金婚正宗」は明治神宮・神田明神のお神酒として納められている唯一のお酒です。

蔵元酒造りの考えは「蔵人は酒を醸し、人と人はご縁を醸す」だそうです。

日本酒に誘う会『江戸の夏宴』を通して

お集まりいただいたお客様、笹木美きえ師匠、そして山口優子社長のおかげさまで

今年も新たなご縁を ぎゃらり~アニモの場で醸すことができましたぁ!!

ありがとうございました(^◇^)