ひやおろしの時期に合わせて去年初めて開催した『日本酒へ誘う会』もはや一年経ち二回目を迎えました。
今年のテーマは秋の色種です。四季のある日本ですが、なかなかゆっくりと季節を味わうことも少なくなりました。そこで今回は日本酒の利き酒を通して、同時にお料理や、三味線の音色からもひととき存分に秋を味わっていただこうという企画です。
まずお客様をお迎えしたのは、秋の虫の音色です。中小企業家同友会のお仲間の㈱國立の関根社長に大変お世話になり、特殊スピーカーを使ってまるでそこに虫がいるかのように音を出していただき、お客様をお迎えすることができました。
向島百花園のようです(^◇^)
そして今回は元禄創業の江戸の蔵元、小澤酒造の澤ノ井の利き酒です。

利き酒の講釈は、マイ猪口吞兵衛会会長の山口優子社長です。
この日のために青梅市蔵元まで行っていただき選んできていただきました。イベント開催の22日はちょうど
蔵開きの時と重なり、まさに今季の新酒第一号しぼりたての生原酒をいただきました。

この方が優子社長です。
会社経営されながら、利き酒師でもあり、なんと今回ふるまったお料理は全部手作りしていただきました。
そのお酒にあうお料理の数々をメニューと合わせてご覧ください。



去年もそうでしたが、今回も定員をオーバーしてのご参加をいただきありがたいことでした。
さらにデザートは季節の果物、柿のババロアです。
優子社長のご自宅に実った柿を、もいでくりぬいての手作りデザートに感謝感激です。

そしてメインイベントは、笹木美きえ師匠の江戸端唄です。
まずは長唄の秋の色種を弾いていただきました。虫の音色を三味線で奏でるとまた格別です。
元禄創業のお酒、そして元禄時代に流れていた江戸端唄。
時代をタイムスリップして三味線の音色で皆さんを魅了していただきました。

リクエストにもこたえていただき和やかな宴となりました。
今年もこのようにして『日本酒へ誘う会』が無事終了できました。
おかげさまです。皆さんのご協力のもとに今回もできましたことに身の引き締まる思いです。
ありがとうございました。
これからこそ、またここから一歩ずつの気持ちでいます(^◇^)