アニモ店主の日記

2015/11/26

今年最大のイベント『第一回 日本酒へ誘う会』

平成27年 10月31日は忘れられない記念日となりました。

なぜって、、、そうなにもかも初づくのイベント企画が盛況のうちに終えられたからです。

なにが初かといいいますと、

まずは究極のコラボレーションの実現です。

酒語りの葉石かおりさん、三味線の笹木美きえ師匠、土田酒造の7代目社長、そしてJ-ARTの山口優子社長、

長谷園の岡部長のご協力のもと実現できました。逆にいえばこの方々なしではできえなかったのです。

改めてありがたいことだとしみじみ思います。

さてどのように始まったのか、振り返りながら皆さんものぞいてくださいね。

ぎゃらり~animoの玄関入ってすぐに、まずはお好きなぐい飲みを選んでいただくところからスタートです。

こちらの写真はだいぶ皆さんが選ばれたあとですね。

結構ここで迷われるお客様多くて。大きいのから小さいのまでそれはいろいろありました。

さていよいよ中に入ろうとすると、聞こえてくるんですよ、、、なにがって

三味線の爪弾く音色です。

ぎゃらり~animo名物のあの穴倉で江戸端唄の笹木美きえ師匠が三味線を弾いてお出迎えしてくれました。

直に聴く三味線の音色はまた格別です。

初のもうひとつは、応募してくださるお客様が多かったことです。有難いことと驚いたことに、なんせすぐ定員いっぱいになってしまい、急きょ席を増やして総勢27名様をお迎えすることになったことです。それでもまだお断りさせていただたくらいで申し訳ありませんでした。というわけで手狭な場所の有効活用のためにもお席にはあらかじめお料理も2段のお弁当箱を用意して並べておきました。

ご覧ください。お弁当箱のお料理はすべてJーARTの山口優子社長の手づくりです。

色鮮やかな柿の器はご自宅のお庭の柿をなんとご主人の会長様が御自らくりぬいて創ってくださいました。

優子社長ご自身も利き酒師でいらっしゃるので、ひとつひとつのお料理はこれまたよくお酒に合うんですねぇ。

二個ならんでいるお猪口は最初に行う利き酒のためのものです。

川場村からきてくださった土田酒造の若社長に利き酒の説明をしていただいたあと、皆さんでカンパーイです。

お料理はお弁当の他に土鍋いぶしぎんによる燻製料理もお出ししました。

お部屋の中でしかも短時間に燻製ができる土鍋と出会えました。三重県は伊賀市のこちらは八代続く長谷園です。

お酒は当日は飲み放題で、銘柄『誉國光』なかでもこの時期ならではの、ひやおろしが一番人気でした。

そしてメインのイベントは葉石かおりさんの『酒語り』です。

葉石さんはエッセイスト、酒ジャーナリスト、日本酒学講師で最近はNHKのEテレ番組にも登場され、日本酒を広めるために国内海外と幅広く活躍されています。

その葉石さんがここ千住を舞台に書き下ろしてくださった物語を三味線との即興ライプで朗読される『酒語り』です。

物語の中に居酒屋がでてきて、ふるまわれるお酒の名前が『誉國光』ときくと、お客様から拍手がわきました。

葉石さん曰く、初めてのことで下町ならではの温かさを感じたと言ってくださいました。

お着物姿の葉石さんと土田社長の2ショツトに割り込んで撮っていただいた一枚です。

多くの皆さんのご協力で、そして多くのお客様のご参加のお陰様で、無事に一回目の『日本酒へ誘う会』を終えることができました。

改めて御礼申し上げます。

一回目ということは、、、そうですね。続けていきたいですね。二回目、三回目と。

お酒とお食事と音楽の三拍子揃うと、やはり日本人の血を湧き立たせるものが自然とあることよくわかりましたから。

皆さんの笑顔が何よりのご馳走でした。

今回はじめてでいろいろ足りない点、ご迷惑おかけしたことなど多々あったと思いますが、大目にみてくださったことも感謝です。反省して来年につなげていく所存です。

どうぞこれからも、ぎゃらり~animoをご贔屓によろしくお願い致します。

ありがとうございました(@^^)/~~~