荒川区には、江戸の技術を今に伝える伝統工芸の職人さんがたくさんいらっしゃり、実に様々にモノをその匠の手
から作り出しています。江戸指物はその筆頭にあげられる伝統技術です。
その江戸指物でマイ箸をつくろうというワークショップです。
ご指いただいたのは親方の渡辺光さんです。父は光さんの先代にお世話になったそうです。
そして今は光さんのお嬢さんが後を継ぐべく修行中です。

親方から釘を使わずに箱ができあがる工程を聞いています。
寸分の狂いなく組み立てられていきます。
京の指物との違いもご説明いただき、江戸ならではの粋な世界を垣間見れました。
江戸指物は私の好きな歌舞伎の世界とも通じるのです。
役者さんの使っている鏡台も江戸指物ですね。

桜材の四角形の箸を上記写真のミニ鉋と左側の特殊台に箸をのせて削って作っていきます。
どちらの道具も親方お手製です。そして四角形がなんと八角形になるのです。鉋くずも細く繊細です。
今回削った箸にうるしを塗っていただくこともオプションでできて、さらにはなんと親方からミニ箸置きをプレゼントしていただきました。
ご参加いただいた皆さんは、ご満足いただけたことと思います。
体験後は早速お手製のマイ箸で、酵素玄米のおはぎを食べていただきました。
おはぎは私のお手製です(*^_^*)

荒川区ならではの伝統工芸に関するイベントやワークシヨツプも回を重ねてきました。
うるしビアカップ、つまみかんざし、江戸手描き提灯、そして今回の江戸指物です。
ぎゃらり~animoでご協力を得て催しができることに改めて感謝です。
そしてなによりご参加いただいている皆さん、ありがとうございます(*^_^*)