
今年のゴールデンウィークはお天気に恵まれて気持ち良い日ですね。
風薫る新緑の皐月は一年で一番いい時期です。そしてなんといっても花々が次から次へと咲いて、新緑の緑が日一日と深まっていきます。その自然のエネルギーを今深呼吸していっぱいいっぱいいただくことにしましょう。
さてぎゃらり~アニモはいま、端午の節句の吊るし飾りです。
この貴重なつるし飾りを創られたのは、私の学生時代の親友のお母様の小野弥生様です。三月の吊るし雛飾りに続いて、端午の節句の飾りもあるとお聞きして、今年は甘えて続けてお借りしました。
おなじみ瀬谷さんの江戸百景遊び図とよく合うのです。

昔の着物などの古布ちりめんで、ひとつひとつが大きくそれは精巧な仕上がりです。縮緬のもつ布の質感の上品さ、手作りならではの繊細さ、それらが針仕事を通してぬくもりとなって伝わってきます。
吹き流しの鯉のぼりをはじめ、太鼓に鎧兜、桃太郎とお供の一団など多彩です。小野様はこれらをお仲間と方々と
ご自宅で数年かけて習われながら作られたそうです。
こちらはおめでたい鶴と亀ですよ。


精巧な作りなこと、おわかりいただけると。
ひとつだけでもほしくなってしまいますね。
昨日五月五日のことです。見知らぬご婦人のお友達同士がお二人、訪ねてこられました。
吊るし飾りがあると聞いて、見に来たというのです。嬉しかったですね。
初めて見るお二人でしたが、これまた偶然にもご縁のある方々でまたまたびっくりでした。お二人とも、ちりめん細工を習われていたとか。その精巧さに感嘆の声を上げていました。
こんな作品もあります。

上段は鯉と遊ぶ子供たち、下段はピエロです。
これらの愛おしい作品が、ぎゃらりーに飾れますと、当然ながら雰囲気もまた格別です。有難いことです。
さて今月はかわら版もようやく二けたの10号に達し、見開きで皆さんに届けることができました。
そして五月は2つのイベントを開催します。その5月いっぱいは上記の端午の節句の吊るし飾りが皆さんをお待ちしています。どうぞこの機会に、ぎゃらり~アニモに遊びにいらっしゃいませんか。
もう一枚は、藍染のタオルでできた鯉が泳いでいます。
皆さんに新緑を吹き抜ける薫風が届きますように(@^^)/~~~
