
なんとも いい香りが漂ってくるようでしょう。
こちらは荒川区立 荒川ふるさと文化館(南千住図書館併設)前で咲いている、越前水仙です。
私は自分が2月生まれなので、お花の少ないこの時期の水仙は大好きな花のひとつです。
ここにあえて越前水仙があると知ったのも最近のことですが、これには歴史がありました。
幕末の志士、橋本左内は福井藩奥外科医の生まれで、ロシアとの提携の必要性を説いたため、安政の大獄で捕えられ、斬罪に処せられ南千住にある回向院に葬られました。その回向院から『橋本左内の墓旧さや堂』が荒川区に寄贈され、ふるさと文化館前に復元・保存されていたのです。
千住は歴史と文化が色濃く残る場所であること再発見です。
3月に入ると、お隣のすさのお神社の桃が可愛らしく咲き始めることでしょう。