
平成25年の10月は、私にとって生涯忘れられない月となりました。
ひと月に2回も虹をみました。
一回目は翌日新聞にも掲載された位の、大きな大きな虹でした。いつもはすぐに消える虹ですがこの日は違っていました。
もう一回は台風一過のまだ風の強い朝でした。
朝に夜に屋上にあがっては、スカイツリーがそびえる空を見上げてる私ですが、いつにも増してその機会が多くなりました。
太陽が東の空から昇り、西に沈むあたりまえの繰り返しですが、一時として同じでない空の情景を思います。ほんの少しうつむいている間に雲の位置が全然ちがっています。西の空をみているうちに東の星が雲間から光っています。
暗闇から煌々と月が顔を出したかと思うと、すぐまた漆黒の雲に隠れてしまいます。
朝、太陽が拝めるのは本当にありがたいという思いです。手のひらを太陽にむけて、じわーっと温かくなるのを感じます。
ずーっとみていても飽きない、いつまでも見ていたい光景です。
そして思います。
自然の不思議さ、、いま生きていること、、を思うにつけ、なにか大いなる存在を感じざるを得ないのです。
きっと虹のむこうに光あふれる世界があるのだと。
こんな感慨にひたるのも、2回も虹を魅せてくれた秋の空のせいでしょう。
さぁ、大きく深呼吸して、また今日も一日。。